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ここは暗黒に包まれたプハキ城。いや、クッパガノン城と呼ぶのにふさわしいか。クッパガノン城では、いつものように「フュージョン!」の声がこだましていた。いまだにこの二人は合体に成功していないらしい。だがこの日、日々の練習の結果がついに現れてしまった。 「フュージョン!!」 2人が声をそろえて唱えたとたん、2つの悪が1つの邪悪な塊となって誕生したのだ。 「おお!ついに完成したぞ。これでわれに敵はない。・・・まぁ、30分で解除されるがな・・・。待っていろ!マリオとルイージにリンク、そしてカービィ!」
クッパガノンは言った。その時、手下のタートナックがズカズカと入ってきた。 「ガノンドロフさ・・・ガ、ガノンドロフ様!?」 「ガノンドロフ?ここにはそんなものはいない。われはクッパガノンだ!」 「クッパガノン様!!ついにあの技が完成いたしたのですか。おめでとうございます!報告ですが、不可解な森の結界出力装置も破壊されたもようです。」 「ほう、そうか。報告ご苦労。そうたやすくここに来させるわけにはいかん。ブラストマウンテンに強力部隊を数十人派遣しろ!そして弱ってここに来たところを・・・ひねりつぶす!」 「ははあ!お任せを!」
そのころマリオ、ルイージ、リンク、カービィは次の目的地へと向かっていた。 「なあ、本当にこの方向でいいんだよな?」マリオが聞く。 「うん、今度はプハキ城の右側にある結界だからこれでいいはずだけど・・・」とリンク。
「次の結界を破壊すればプハキ上には入れるんだペポ!」 「おう、そのためにも慎重にいかないとな!」とルイージ。 一行がどんどん先へ進んでいると、前方に大きな山が見えてきた。リンクが確信したように言う。 「方角的にあの山に中に間違いなさそうだ。ここからは歩いていこう。」 と、その時、後方からものすごいスピードで影が近づいていた。影、ブーメランはマリオの背中を直撃した。 「うぅ!」 「だ、大丈夫か、マリオ!?」リンクが言う。 一行の後ろにはブーメランブロス部隊がいた。 「オレは大丈夫だ・・・。それより敵は?」 「あとを付けられていたのか?でもオレたちの移動スピードに追いつくはずがないよ。やつらに歩く以外の移動手段はなさそうだし・・・。」とルイージ。
「きっと、その辺の草が生い茂ってるところに隠れてたんだペポ!」カービィが言う。 「と、兎に角敵を倒そうぜ!」 よろよろと立ち上がりながらマリオが言う。 「突撃だ!」 掛け声とともに攻撃を開始した。マリオは連続ヒップドロップ、リンクはジャンプ切り、カービィはファイナルカッター、ルイージはとにかく頑張った。ときどき、見方同士で攻撃してしまうこともあったが、ブーメランブロスは全滅した。 「よっしゃー!やったね。まったく、不意打ちなんて卑怯だよ。ホントに大丈夫、兄さん?」 「ああ、もうこのとおりピンピンさ!じゃあ、先を急ごうぜ。」とマリオ。
「今のこともあったし・・・後ろにも気をつけなくちゃね・・・」リンクが言う。 山がぐんぐん近づいていた。と同時に、どんどん暑くなってきた。みんなはとうとう我慢の限界まで来たようだ。 「ひゃ〜、なんて暑さだペポ。これじゃあ団子になるペポ。」 「あぢーーーー」 「殺す気か〜」 「もう駄目だよ・・・」 そしてとうとう、山の前まで来た。幸いにもあれから敵は現れなかった。 「こ、この山に入るんだよね・・・?暑すぎるよ」汗まみれのリンクが言う。 と、ここでマリオが言った。 「入るにも入れないみたいだよ。だって・・・入り口がすんごい炎でふさがれてるもん。」 「確かに・・・。ほかに入り口はなさそうだね。カービィ、水を出せる姿に変身できない?」ルイージが聞く。 「水系の敵がいれば吸い込みでできるペポ・・・。でもこのあたりにはとてもいそうにないペポ。」
と、その時、後ろから足音が聞こえた。 「誰か来るよ。敵かもしれない。」 リンクが警戒したように言う。走りながらやってきたのは、ランニングシューズに白いシャツに短パンの男だった。 「やあ、君たち、何してんだい?」 男が威勢のいい声で言う。 「どうやら怪しい人じゃなさそうだね。」リンクがマリオにささやく。 「いや、油断するな。敵かも知れない。」 マリオが用心深く言い返す。そして男に言った。
「え、オレたちか?この山・・・火山の中に入りたいんだが、どうも入り口が、ほら、このとおりだよ。で、お前は何もんだ?」 「私はいつもこのプハキ平原を走っているんだ。体力を付けるためさ。」ここで一呼吸おいて言う。 「・・・どっかで聞いた話なんだが、その炎はただの水じゃ消えないみたいなんだ。だが嵐が来たら消えるんだとよ。嵐についてなんだが、この山の裏に身も凍る寒さの洞窟がある。人はそこに近づかねぇ。だがそこに嵐に関する何らかの手がかりがつかめるらしい。君たちがどういう目的でこのブラストマウンテンに入りたいのかは知らないが、関わらないほうがいいと思うぜ。どうしてもって言うんなら私は止めないが。後は好きにしてくれ。じゃあな〜。」 そういって男は走り去ってしまった。
「やっぱりいい人だったみたいペポ!」 「関わらないって・・・オレたちにいまさらそんなこと無理だよな!」 マリオが笑いながら言う。 「でも助かったな〜。あの話が本当なら行ってみようよ。罠でも何らかの手がかりは掴めるかもしれないし。」リンクが言った。 「そ、そうだね。話が本当なら確かその洞窟はこの山の裏か。早速行ってみよう。」とルイージ。 山から少し離れていくだけで、さっきの暑さがウソのように消えていった。今度は徐々に寒くなってくる。 「うう、今度は寒すぎるペポ〜〜。」カービィが言う。 「気温の差が激しいと風邪を引きやすいらしいよ。」 ルイージが苦笑いしながら言う。と、寒さに耐え切れなくなったころに洞窟が見えた。リンクが言った。 「やっぱり話は本当だったんだ!・・・ん?何かいるぞ?ブリザドだ!」 氷の芸術品のような体をしたブリザドは、洞窟の前に二体立っていた。
「ブリザドには気をつけたほうがいいペポ!凍っちゃうペポ。」 「よぉ〜し、だったらオレがいくぞ!」 そういってルイージは、ブリザドの背後に回りこんでパンチを食らわせた。見事に一体のブリザドは粉々になった。 「へへん!どんなもんだ・・・」 その時、もう一体のブリザドがルイージに気づいて冷気を浴びさせた。カチン!たちまちルイージは凍ってしまった。 「おいおい・・・」 マリオがブリザドの冷気をかわしてトルネードアタックをお見舞いした。 「大丈夫、ルイージ?」リンクが氷を剣で割った。 「(ブルブル)う、うん。あっあっありがとととう。(ブルブル)」 ルイージが震えながら言う。そして一行は洞窟の中へと入っていった。洞窟の中にもかかわらず中は明るく、天井から垂れるツララは輝いていて、いまにも落ちてきそうだった。 「天井には気をつけたほうがよさそうだな。」マリオが言う。
「そうだね。ところで敵はいなさそうだね。奴らも僕たちがまさかここに来るとは思ってなかったんだろう。」とリンク。 「ところでルイージ、油断には気をつけるペポ!」 「・・・・・。」 「あれ?おい、ルイージ!」マリオが言う。 「・・・・・。さ、さ、寒い・・・。」 「大丈夫?これぐらい我慢してよ。気温で言うと大体・・・マイナス25度ぐらいかな?」とリンクが言う。 「これぐらいって・・・十分寒いよね。長く入られないから急ごうぜ。ほら、あの奥じゃないか?」 苦笑いしながらマリオが言う。と、カービィの目の前にツララが落ちてきた。
「わぁ!びっくりしたペポ・・・。」 と同時に、天井のツララが一気に落ちてきた。 「まずい、みんな避難だ!」 と、いきなりルイージが言った。とりあえず一行は洞窟の外へ出た。ドカーン!バリーン!グシャーン!洞窟内からはすさまじい音がした。音が落ち着いたころ、一行は再び中へ入った。ようやくさっきのところまで来た。ツララはもう全部落ちてきたようだから、天井からの心配はない。 「足元に気をつけなきゃね・・・。あ、さっき行こうとしたところだ!」そういってリンクは、さっきマリオが言ったところを指差した。 「そうだ!あの奥だよ。って、迷う心配もないけどな。ここ入り組んだダンジョンじゃないし。」 一行は奥へとと進んだ。と、後ろのほうでツララが落ちた。 「しまった!通ってきた穴がふさがれた!」とルイージ。 その部屋は広く、全部で7箇所にタイルのようなものがあった。急に笑い声が聞こえ、敵が現れた!
「氷ウィズロープだ!ヤツはあのタイル状の上をワープして移動するよ!気をつけて!」リンクが呼びかけるように言う。 「ん〜、7箇所かペポ。じゃあ僕はあっちで・・・わぁ!」 いきなり氷ウィズロープは攻撃を仕掛けてきた。すかさずマリオが言う。 「オレはこのタイルを担当する。ルイージは向こう、リンクはあっち、カービィはそこを頼む!」 OK!みんなはそういった。ウィズロープは再びワープを始めた。 「来るよ!別のところに来たら近くにいる人、頼む!」 と、ルイージが行った瞬間、ルイージの前に敵は現れた。 「わわわ!」
ルイージは驚いてしりもちをついてしまった。そして、敵は氷のビームを放った。しかし!ここでやられるようなルイージではない。攻撃を受ける直前に体を回転させそれをかわし、そのままローリングキックを食らわせた。 「ふぅ、びっくりした。まずは一発!」 「おお、やるねペポ〜。ルイージ!」とカービィ。 またワープを始めた。みんな一斉に身構える。 「来た!」リンクの声だった。 敵が現れたのはリンクの近くだったので、リンクはすぐに走って敵の近くに寄った。そして縦切り、横切り! 「よし!やった。だいぶ弱ってきているはずだ。次で終わりにしよう。」 すると氷ウィズロープは自分の分身を繰り出した。 「くそ・・・。どれが本物だ?」とマリオ。 「こういうときは片っ端から攻撃するんだペポ。」 そういってカービィは、近くの敵を攻撃した、が、分身だった。
「なるほど!」 とマリオが感心した隙に、攻撃を食らってしまった。マリオはたちまち氷付けになった。 「兄さん!大丈夫?くそ、こうなったら俺たちだけで倒そう!・・・待てよ、今攻撃してきたって事は攻撃したやつが本物だったりして・・・!」 ルイージはその敵にトルネードアタックをした。「グァ!」敵が叫ぶ。 「ナイス!ルイージ。同じ要領で敵が攻撃をしたらよけて反撃だ!」 リンクが言った。今度はカービィのそばの敵が攻撃してきた。カービィはそれをよけ、見事に攻撃をヒットさせた。敵はたちまち消滅した。
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