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クッパとガノンドロフの野望(4)

番号
     
本編
「おお、これはつかえるかも知れんぞ・・・。どうだ?」
黒い影はそういって、古ぼけた本を差し出した。
「どれだ、見せてみろ。・・・いける、これならいける!でかしたぞ。」
もうひとつの邪悪な影が言う。早速2つの影はその秘技を練習した。とある世界ではこれを「フュージョン」と呼ぶ(何かの漫画で出たのかもしれないが、気にしないでください)。
そしてこの二つの影とは、そう、タイトルにもあるあの2人だ。


――そこからほんの少し離れた場所に、例の4人はいた。
「やっとついたよって、え〜!?なにこれ。これじゃ城の中に入れないじゃん!」
とルイージ。そう、城の周囲には結界が張ってあったのだ。それも3箇所から。
「結界は城を三角形で囲むように張ってあるみたいだペポ。1つずつ片っ端から壊すしかないのかペポ・・・」
とカービィ。4人とも少しの間考え、リンクが切り出した。
「じゃあ、はじめは・・・」
リンクをさえぎるように、左側を指で指しながらマリオが言う。
「あっちから破壊しにいこう!」と。
あっという間に向かうべき場所についた。そこは鏡の世界のようだった。外の世界とはまるで違う。なにかが変だ。一見なんのへんてつもないただの無人工場。しかし右を見ようが左を見ようが前を見ようが後ろを見ようが、まるで同じ景色なのだ。
「オレたちこういうの苦手何だよな・・・。絶対迷子になる。」
とマリオ。

「でもここに結界があるんでしょ。そんなことは言ってられないよ!先を急ごう!」
「ようし、だったら、誰が先に向こうの壁まで行けるか競走だ!よーい、ドン」
ルイージの掛け声でみんなはいっせいに前に向かって走り始めた。トップはリンク。2番手は・・・以外にカービィだ!しかし、進めば進むほど向こうから自分が近づいてくることなんか、夢中になっていて誰も気付かなかった。
「まだまだ先があるな〜。疲れてきちゃっ」
ドカン!リンクは思いっきり何かにぶつかった。
「いててててて・・・。なんだ?壁?そうか、景色が同じように見えるのは鏡のせいか!」
そのころ、みんながやっと追いついた。
「??みんな、鏡だペポ!慎重に行かないとリンクみたいになっちゃうよ!」
それからは、誰一人走る人はいなかった。その時、背後から何者かが近づいてくる気配を感じた。
「誰かが追ってくるよ!」感じたのはリンクだ。
壁に大きくあいた穴から、いきなり何かが飛び出してきた!マリオは本能でそれをジャンプ&ヒップドロップし、そいつを倒していた。
「マリオすごいペポ!たった一撃でワドルデゥを倒しちゃうなんて!」
「え?わ、いつの間に?オレがやったのか?」
「もう、やだな〜兄さん。ちゃんと敵を見てからにしてよ。もし敵じゃなかったらどうするの?」

一行はさまよいながら歩いていると、ほかの場所とは違う広い部屋にたどり着いた。その時、なにかが近づいてきたのだ。今度はルイージが、思いっきりパンチをしたのだ!そのなにか≠ヘ、もろにルイージのパンチをくらい、壁に当たって落っこちた。なにか≠ヘよろよろと起き上がり、いきなり怒鳴った。
「コラー!!いきなり何するんだ!オイラは何もしてないぞ!」
「え・・・ああ・・・すみません。敵と勘違いしちゃって・・・。」
ルイージはあわてて謝った。どうやら悪いやつじゃなさそうだ。
「まあ、間違えるのも無理ないな。ここはへんな連中のすみかっぽくなってるから。あ、ごめん。オイラはクリークってんだ。見てのとおりリト族さ。」
「こんな危ない所で何してるの?」とリンクが尋ねる。
「ああ、実はここは前までオレたちが住んでたんだ。それがここ最近変なやつらが現れてさ、勝手にオレたちのすみかを改造してこの鏡の迷宮にされちまったってわけ。だから仕方なく残されたこの部屋で住んでるんだよ。ここにはなぜかやつらが来ないしな。この奥の部屋にはオレの仲間がいる。そういやお前たちは何でここにいるんだ?」
「ここだけじゃなくって外の世界でも異変が起きてるんだペポ。ここにも何かあるみたいで、調査しに来たんだペポ。」
カービィが答える。最後に一行は名前を教えた後に別れを告げて先へ進んだ。何体かの敵を軽々となぎ倒しながら。途中、少し強いやつもいたが、リンクがパチンコの力を使って倒した。
「あれ・・・行き止まりか?」とマリオ。
「長年冒険してきたんでしょ?いい加減なれてよ兄さん。こういうのには何か謎解きする必要があるんだって・・・。」

ルイージはあきれた様に言う。う〜んと考えた後、わかったぞ!と言ってルイージはあのときの身体透過剤を飲んだ。もちろん、全部ではない。そして、「みんなオレに見えないところにいて。」
といい、ルイージだけその場に残った。とは言ったものの、ルイージの体は透明なので見えないが。すると鏡の壁が開き、新たな通路ができた。そこにルイージだけ進んでいった。案の定、ルイージが進んだ先にはスイッチのようなものがあり、それを押すとみんなも進めるようになる。
「頭いいな〜、ルイージ。なるほど、あの扉は誰も見えていないときだけ開くようになっていたんだ。」
リンクが感心する。そしてとうとう、ボスの部屋へたどり着いた。ボスは獣のようなヤツで、いかにも凶暴そうだ。
「よくここが分かったな、お前ら。私の名はグロス。何者かは知らんが、ここを知ったからには生きては帰れないと思え!」
グロスはそう言い、いきなり襲い掛かってきた。マリオはマントでひらりとかわし、ジャンプして踏んづけた。もちろんびくともしない。だがマリオは、ジャンプした瞬間にグロスのしっぽのトゲが引っ込むのを見逃さなかった。それをみんなに伝え、もう一度ジャンプで踏んづけた。そしてルイージが、しっぽをつかんで思いっきり投げ飛ばした。それをカービィが吸ってリンクにパス。最後にリンクがとどめの回転切りをした。
こうしてグロスは敗れた。
一行はボス部屋の先にある真っ黒な部屋に入り、見事一つ目の結界の破壊に成功したのだった。
     
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