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しばらく歩いていくと、はるか向こうに闇に覆われたプハキ城らしき物が見えてきた。歩いていたらいつになるか分からないような距離だった。 「え〜!まだあんなにあるペポ!?」 「兄さん、オレ疲れたよ。」 「まぁ、もう少しだけ歩いてみようよ。」とリンクが言った。 「よし!!」 皆我慢してもう少し行くと、小さなほこらのようなものが見えてきた。そこで休むことになったので、皆、全速力で走っていった。いったいどこにそんな力があるのか・・・。 「ふう、やっと着いたね。」 「疲れたぜ〜。」そのとき暗闇の中から、
「お客さんかい?」という声がしたのだ。 「ぎゃー!!でたー!!!」 「まあまあ、そんなに驚く事は無い。ワシはここの見張り役のデムじゃ。ところで、最近プハキ城が暗黒に染まってしまったのは知っておるか?」 「知ってるペポ。で、ここはいったいなんなんだペポ?」 「実はな、このやぐらの地下には大勢の人が住んでおってな、皆暗黒に染まったプハキ城から逃げてきた人たちなんじゃ。わしもその一人のマーレ族じゃが。お前達、見た所疲れているようじゃな。地下に来るがよい。」 地下は広く、様々な人(?)達がいた。 「あそこに見える泉は、"マーレの泉"と呼んでおる。泉の中に入ってみるのじゃ。」 入った瞬間には、さっきまでの疲れがウソのように消えていた。
「うわー!力がもどって来るペポ!」とカービィ。 デムが言った。 「じゃろうな。その泉には不思議な力があるそうだ。ところで、お前達は何をしていたのじゃ?」 「お前達じゃないぜ、デムさんよ。オレはマリオ、背の高い緑のがルイージ、剣持ってるやつがリンク、丸いのがカービィだ。実はオレ達、そのプハキ城に向かう所だったんだ、暗黒に包まれた城を元通りにする為に。」 「なんと!ルイージ殿達がプハキ城に!」 ルイージが言った。 「(やった!オレの名前を言ってくれた!やっぱり影が薄いのは兄さんのほうだ・・・)そうなんだけど・・・。あまりに遠すぎて困ってるんだ。それで休む場所を探したらここに来たってわけ。
デムさん、何か城まで楽に行けるものとか無いかな?」 「あるにはあるが・・・。よし、付いて来るのじゃ。」 付いていくと、小さな柵の中に一頭の馬がいた。 「唯一の移動手段といえば、この馬、エポナしかおらんのじゃ。」 「ぼ、僕馬に乗れます!」リンクが自信を持って言った。 「ならばちょうど良い。しばらくの間貸してやろう。」 「ありがとうございます!」 リンクは馬のエポナを受け取った。気づくと、カービィがいない。探してみると、いた。地下の端にあるガラスケースの前だ。 「この星、おいしそうだペポ〜!」 ケースの中には小さな星があった。
「どうしたんだ、カービィ。」とルイージ。 その瞬間、カービィという声に反応したのか、星が光りだして大きくなったのだ。 「うわっ、なんだなんだ!?」マリオが言った。 「おぉ、カービィ殿が選ばれし物だったのか。驚いたぞ!」とデム。 「どういう事ペポ?」 「いや実はな、この星はずっと誰かを探し求めていたようなのじゃ。伝説では、【選ばれし物の移動は楽になるであろう】、つまり、カービィ殿は移動に苦労しないだろうと言われておったのじゃ。良かろう。星はカービィ殿を探しておったのじゃ。連れて行くが良い。」
「ありがとうペポ!・・・そういえば、マリオとルイージはどうするペポ?」 「さっきから考えてたんだけど、これで飛べないかな〜て思って。」 マリオはカービィのほら穴から持ってきたマントを引っ張り出した。 「ちょっと、無理があるんじゃない?」とリンク。そのとき、 「出来ますよ!私はシーナといいます。マントでの飛び方、教えてあげましょう。」 と女のゾーラ族の人がやってきた。マリオとルイージは1時間以上もかけて、ようやくマントでの飛び方をマスターした。 「風に乗るのが大変だったぜ〜!」とルイージ。
地下集落の人たちと別れを告げ、再び出発した。リンクはエポナ、カービィはスターに乗り、マリオ&ルイージはマントで飛んで。 「やっぱり馬は速いな!」 「スターで飛ぶのは楽しいペポ!」 「マントで飛ぶのもいいね、兄さん!」 ( ちなみにゲームでやっている人は分かると思うが、ここで言う"マントで飛ぶ"は、スーパーマンのように飛ぶのではない。マントを包むようにしてて飛んでいるのだ。こちらを参照(上から2番目の画像)) もう城は目の前だ。この無邪気(?)な4人組の運命は!?
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