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クッパとガノンドロフの野望(3)

番号
     
本編
 しばらく歩いていくと、はるか向こうに闇に覆われたプハキ城らしき物が見えてきた。歩いていたらいつになるか分からないような距離だった。
「え〜!まだあんなにあるペポ!?」
「兄さん、オレ疲れたよ。」
「まぁ、もう少しだけ歩いてみようよ。」とリンクが言った。
「よし!!」
皆我慢してもう少し行くと、小さなほこらのようなものが見えてきた。そこで休むことになったので、皆、全速力で走っていった。いったいどこにそんな力があるのか・・・。
「ふう、やっと着いたね。」
「疲れたぜ〜。」そのとき暗闇の中から、
お客さんかい?」という声がしたのだ。
「ぎゃー!!でたー!!!」
「まあまあ、そんなに驚く事は無い。ワシはここの見張り役のデムじゃ。ところで、最近プハキ城が暗黒に染まってしまったのは知っておるか?」
「知ってるペポ。で、ここはいったいなんなんだペポ?」
「実はな、このやぐらの地下には大勢の人が住んでおってな、皆暗黒に染まったプハキ城から逃げてきた人たちなんじゃ。わしもその一人のマーレ族じゃが。お前達、見た所疲れているようじゃな。地下に来るがよい。」
地下は広く、様々な人(?)達がいた。
「あそこに見える泉は、"マーレの泉"と呼んでおる。泉の中に入ってみるのじゃ。」
入った瞬間には、さっきまでの疲れがウソのように消えていた。

「うわー!力がもどって来るペポ!」とカービィ。
デムが言った。
「じゃろうな。その泉には不思議な力があるそうだ。ところで、お前達は何をしていたのじゃ?」
「お前達じゃないぜ、デムさんよ。オレはマリオ、背の高い緑のがルイージ、剣持ってるやつがリンク、丸いのがカービィだ。実はオレ達、そのプハキ城に向かう所だったんだ、暗黒に包まれた城を元通りにする為に。」
「なんと!ルイージ殿達がプハキ城に!」
ルイージが言った。
(やった!オレの名前を言ってくれた!やっぱり影が薄いのは兄さんのほうだ・・・)そうなんだけど・・・。あまりに遠すぎて困ってるんだ。それで休む場所を探したらここに来たってわけ。 デムさん、何か城まで楽に行けるものとか無いかな?」
「あるにはあるが・・・。よし、付いて来るのじゃ。」
付いていくと、小さな柵の中に一頭の馬がいた。
「唯一の移動手段といえば、この馬、エポナしかおらんのじゃ。」
「ぼ、僕馬に乗れます!」リンクが自信を持って言った。
「ならばちょうど良い。しばらくの間貸してやろう。」
「ありがとうございます!」
リンクは馬のエポナを受け取った。気づくと、カービィがいない。探してみると、いた。地下の端にあるガラスケースの前だ。
「この星、おいしそうだペポ〜!」
ケースの中には小さな星があった。

「どうしたんだ、カービィ。」とルイージ。
その瞬間、カービィという声に反応したのか、星が光りだして大きくなったのだ。
「うわっ、なんだなんだ!?」マリオが言った。
「おぉ、カービィ殿が選ばれし物だったのか。驚いたぞ!」とデム。
「どういう事ペポ?」
「いや実はな、この星はずっと誰かを探し求めていたようなのじゃ。伝説では、【選ばれし物の移動は楽になるであろう】、つまり、カービィ殿は移動に苦労しないだろうと言われておったのじゃ。良かろう。星はカービィ殿を探しておったのじゃ。連れて行くが良い。」
「ありがとうペポ!・・・そういえば、マリオとルイージはどうするペポ?」
「さっきから考えてたんだけど、これで飛べないかな〜て思って。」
マリオはカービィのほら穴から持ってきたマントを引っ張り出した。
「ちょっと、無理があるんじゃない?」とリンク。そのとき、
「出来ますよ!私はシーナといいます。マントでの飛び方、教えてあげましょう。」
と女のゾーラ族の人がやってきた。マリオとルイージは1時間以上もかけて、ようやくマントでの飛び方をマスターした。
「風に乗るのが大変だったぜ〜!」とルイージ。

地下集落の人たちと別れを告げ、再び出発した。リンクはエポナ、カービィはスターに乗り、マリオ&ルイージはマントで飛んで。
「やっぱり馬は速いな!」
「スターで飛ぶのは楽しいペポ!」
「マントで飛ぶのもいいね、兄さん!」
ちなみにゲームでやっている人は分かると思うが、ここで言う"マントで飛ぶ"は、スーパーマンのように飛ぶのではない。マントを包むようにしてて飛んでいるのだ。こちらを参照(上から2番目の画像)
 もう城は目の前だ。この無邪気(?)な4人組の運命は!?
     
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